ボーダーコリーは素晴らしい。
東京暮らしが約30年、犬を飼いたかったが生活環境上なかなか難しい。
しかし飼いたい犬種は、ずいぶん前から決めてある。
[ ボーダーコリー ]これしかない・・・・!!
休みの日に東京近郊で行われる、フリスビードッグの大会を度々のぞきに行く。
アジリティーの大会も一様見学するけれどフリスビードッグに比べるとちまちましてて、
お行儀が良すぎで迫力に欠ける。魅力を感じなかった。
フリースタイルのフリスビードッグのダイナミックなジャンプと、様々なムービングテクニック
そして何より激しくディスクを追いかけるその姿は、犬の本来持っている狩猟本能むき出しで、
見ているだけでワクワク、ドキドキした。
ボーダーコリーを飼って、自分の手でフリスビードッグに育て上げる。
東京で忙しく暮らしながら、心の奥の片隅に、ずっと夢としてしまってあった。
 
Border collie. Female.
Name : Osero22.

Birth September 1, 2004
2005年10月,我が家のハーブガーデン。
ラベンダーセージ、メキシカンブッシュ、カラミンサ、
チェリーセージ、等が咲き乱れる。
 
   

2004年10月29日。ボーダーコリーの女の子
オセロ22がやって来た。
キュートでオテンバ 、激しくあま噛みが続く。
おかげで私の手は傷だらけ、でも嬉しい!!

 
    月日は流れ、私もそれなりに年を取り東京を離れ、生まれ故郷の愛媛県は今治に帰ってきた。
田舎暮らしの始まりだ!
庭のある家に住み、土いじりを楽しみ、ハーブ園を作る。
そしてついにボーダーコリーを飼うこともできるのだ。
2004年10月29日、待望のボーダーコリーの女の子がやって来た。その名は「オセロ22」。
名前の由来については、その内「22's Diary」のページで説明しよう。
家に来たその日から、フリスビーがえさ皿代わり。
よく言われる所のパピー時代の刷込み開始。
気が早いのは分かっているけど長年の夢がかなった瞬間、誰も私を止められないのだ!!
でも焦りは禁物!フリスビーはドッグスポーツの中で一番ハードなスポーツ、
骨格がきちんと形成されるまでは無理はさせない。
    2005年5月。オセロ22月齢8ヶ月。
大西の藤山公園で、フリスビーのトレーニング。
全面芝のグラウンドは、クッションの役目を果たす。
子犬の骨格に優しい環境。
 
   

1才までは、ハードなジャンプは禁止!ディスタンスで、フリスビーの基本をマスター。
1才から、様々なオーバー&ボルト系等のジャンプを習得。
合わせて、高度なムービングテクニックもマスター。
フリースタイルの過激なジャンプを気兼ねなくバリバリ飛ばせられるのは、2才になってからだ。
後天的な股関節形成不全などになっては目も当てられない。
地道にフリスビーの基本訓練からスタートしよう。
ボーダーコリーに関してもフリスビードッグに関しても、知識は豊富に蓄えてある。
単なる思いつきでボーダーコリーを飼い始めたのではないのだから。
後はその知識をフル回転させ実践あるのみだ!
最初は手探り状態でディスク・トレーニングスタート。
実際トレーニングを始めて見ると不安はすぐに吹き飛んだ。
ほんとに頭がいい、だいたいの事は1週間でほぼ完璧にマスターできるし、
その運動能力もまた素晴しい。
改めて感動する!ボーダーコリーは素晴らしい。